00年11/27~12/31  突然の立ちごけ

ホンダFTR250

11月27日 突然の立ちごけ

FTRで平野区方面で用事を済ませ帰宅とちゅう、信号待ちで車線変更の最中に突然のエンスト
運悪く、ハンドルはフルロック中だったので、そのままフロントから巻き込むようにたちごけ
まったく予測していなかった事態に対処しきれず
車体に足を挟まれてアスファルトに仲良く添い寝する羽目に

ああ、恥さらしだ何年ぶりの転倒だろうか?
なるだけ平静を装い、車体を起こして点検
ニュートラルランプが点灯しない、ホーンもよわよわしく鳴っている
FTRはバッテリーCDI点火なのでバッテリー電圧低下による
点火不良と判断
右折、左折時にはエンジン回転を落とさないようフカシ気味に回る
うーんわれながらみごとな「ティーダバー」だ
誉めてくれます?
え、ちがうって?

おかしいなぁ、MFバッテリーなのになんで突然しんじゃうの?
もしかしたらレギュレータがおわっちゃったのかな?
うーむこれは諭吉さんのポートレート二枚分くらいの出費かな?
などと考えながら帰宅

さっそく分解して、バッテリー電圧を計測

しかし規定値を若干下回っているものの、いちおう許容範囲だ

つづいてヒューズを点検
ここです…見事に切れていました

で、ついでに球切れを起こしていたフロントのスモールランプも交換

もしかしたらこのランプの不良ぶん、ヒューズに過電流が流れて
今回のトラブルを招いたのかも、と推理

ああ、またアバウトな性格が災いしたか…などど
ひとり合点してる場合ではなく
こういう電装系のトラブルはほんとの原因を突き止めるまでは
真っ正直になんどでも再発するおそれがあるので
まず、今後しばらくは注意して走行することを自戒するのでした


 

12月1日原因はキャブレター?

先日のエンスト、やはり再発するようです
症状としては、低開度域で息付きし、停止寸前にエンストする場合がある、というもの
熱間時に発生しにくいということは、電気より燃料くさいということで
まずは6年来さわっていないキャブまわりを点検してみることにしました

チューニングキャブの定番「KEIHIN FCR」の雛型ともいうべき
強制開閉式のフラットスライドバルブキャブ、「PJ52」…
とかかっこ良いこと言っても、ほこりまみれでなにやらわからん状態

まずはフュエルストレーナーを点検

若干のよごれはあったものの問題はなし

キャブを分解などしてみる

ベンチュリをエアクリーナー側からのぞいてみたりする
これがPJキャブの最大の特徴、鏡面仕上げのフラットスライドバルブ

接写しすぎて、ピンぼけ…m(_ _)m
手前のバタフライはチョークバルブ

まずは、キャブクリーナーで全部の穴という穴を通し、はずせるジェット類ははずして点検
でも、スロー、メインともジェットは綺麗な状態

つづいて油面を計測してみたら、
規定値より2ミリも高めだったのでフロートピンを抜き
ラジオペンチで修正、なぜか左右のフロートの高さがすこしずれていた
これも修正…
こんなん自然にずれることあるんかいな、まえにばらしたときにじぶんでやったんかな?

日もくれてきたので、とりあえず仮組みして残りはあしたに…ということにする

翌日、本組みし、エンジン始動、ちょっと手間取るが
キック十数回で掛かった
右手でアクセルを保持しながら、まずはスロットルストップスクリュでアイドリングを調整
つづいてエアスクリュでアクセルの付きの良いところを探す
正規位置の2と8分の一戻しがちょうどよさそう

分解前までは正規からさらに半回転戻ししないと、夏場は調子悪かったから
やはりフロート油面の位置のずれが影響を及ぼしていたもよう

そうこうしているうちにまたエンスト
で、ヒューズを点検してみたら、またも切れていた(^_^);;

キャブレターが原因ではなかったもよう
でもとりあえず点検にはなったからいいや
「みーなかったことにしよう」なんていってられないもんね
機械なんだから

ワイヤハーネスは一度新品に換えているので、配線の不良は考えにくい
で、とりあえずヒューズボックスを針金で直結して
レギュレータの導通と制御電圧をチェックしてみる

ライティング系統の電圧が8Vしかない…、しかも導通してない端子がある
どうやらレギュレータのパンクで制御電圧が安定していないもよう
たぶん瞬間的に過電流がながれてヒューズをとばしてるんだろう
そうこうしているうちにサブヒューズが切れたらしく
こんどは灯火類が点灯しなくなった

このまま直結走行すると
球切れや、バッテリー上がりなどが頻発し、よいことはないので
まずは新品のレギュレータを注文して交換することにしました

ということでとりあえずチョン


 

12月8日 やっぱり電気?いちおう復帰

先日の続きです

サービスマニュアルで調べると
FTR250のレギュレータは
ACレギュレータ(ライティング系統らしい)と、レギュレートレクチファイア(充電系統らしい)
のニ系統に分割されてるらしいことがわかりました

しかし、なぜわざわざ二つにわかれてるのかはわからずじまい
まずは両方交換してみよう、ということで
なじみの部品やさんに注文…

が、レギュレートレクチファイアのほうはメーカー欠品になっていて
再生産のためのオーダー待ちの状態だという…
大ホンダにしてこの状態…

以前にリアのショックユニットも欠品という情報をメールでいただいたことだし
(Miyataさんありがとうございました(^-^))

いよいよ、このFTRも大古車の世界に突入かいな…
とすこし気が重くなる
しかーし!!
FTRには00モデルの新車がある
これでとうぶん外装かんけいの心配はしなくていいかもしれないぞー!!

エンジンだってXLRと姉妹車だから、八幡市の解体やさんにいけば
部品とりほーだいだ!!
とか負け惜しみを考えたりする

が、くだんのレギュレータが揃わないことには
走れないことにかわりなく (;_;)

とりあえず、「ACレギュレータ」のみを交換し
欠品状態の「レギュレートレクチファイア」は再生産待ちということにする

新品のACレギュレータ
これもいつ欠品になることやら
全国のFTR250オーナーのみなさま、そろそろ部品どり車の確保を
考えられたほうがよろしいかもしれませんぞっ、といらんことを言ってみたりする(^^ゞ

幸い「レギュレートレクチファイア」のほうは抵抗値がすべて正常だった
この状態で復帰できることをいのりつつ
パーツ交換

再始動の結果は上乗
キャブセッティングがまだあっていないようだけれども
これは、まあ場当たり的にあわせていくしかないや…

でも、どうしてレギュレータがわざわざ二つにわかれてるんだろうか?
「うーん考えるとよるもねむれなくなっちゃうや」

ではなく突き詰めると「点火系進化論概説」みたいになっておもしろそうかな?
と思ったりもする


 

12月31日 やはり原因はレギュレートレクチファイア

ACレギュレータを交換して一週間ほど快調に走っていたFTRでしたが
またもとつぜんのエンスト

ヒューズを交換して、とりあえず再始動しましたが数百メートルでまたもエンスト
ここでわれながらなにを思ったのか、針金でヒューズボックスを直結することを思い立ちました
(これがトラブルが後を引く原因となります)

結局、この状態でもすぐエンスト、、もはやうんともすんとも言わなくなりました
自走不可ということで、レンタカーのトヨタライトエースで運搬ということに

何年ぶりかのトランポ自走は、なかなか気分のよいものでしたが、この出費もばかにはなりません
あまりの情けなさに「つくづく俺っておばかさん」と自分で自分を「かく」しかありません

とりあえず、バックオーダー状態のレギュレートレクチファイアが来るまで
待つことにしました

12月26日ごろに部品が到着
(わずか2週間あまりのタイムラグ、さすが対応の速さはメイドインジャパン
ホンダさん、新電元さんありがとう)
さっそく交換

再始動に成功しました
やはり一見、良品にみえたレギュレートレクチファイアがすべての原因だったようです
(これだから電気はわからない)
と思いきや、数分後にエンスト

でハイテンションコードを点検してみたら
プラグキャップとの接触部分が素ぬけの、いわばレンコン状態になっていました
どうやら針金直結でむりやり再始動した報いで
点火系に過電流がながれて、コードを溶かしてしまっていたようです

とりあえずレンコンになってるハイテンションコードの先っちょの部分をカットして再装着
よく観察すると、イグニションコイルの一次側の端子にも焼けた跡が…
われながらいかれたクラッシャーぶりだ…

こんどは安定してアイドリングします
しかし、こんどはエンジンが温まったあとに再始動不可という症状が…
結局、イグニッションコイルとCDIを手持ちの良品に交換することで
私のFTRはもとのコンディションに戻りました


 

まとめ

今回のトラブルの原因は、レギュレータの不良により制御電圧が安定していなかったことです
そのために過電流による、ヒューズの断線が頻発していました
しかし、欠品のレギュレータの到着を待ちきれなかった私は
フェイルセイフ回路であるヒューズを直結してしまうという暴挙に出たために
ヒューズによって保護されるべき、CDI、コイルなどの重要部品にダメージを与えてしまって
しまったということです

左が自分でいじりこわしてしまったCDIユニット、右が故障していたレギュレートレクチファイア
価格にしたら、左のCDIユニットのほうが倍ちかく高価です。我ながらまったくトホホな話し

今回の経験、そして過去の経験から敷衍して、教訓めいたことを言えるとすれば

今回の私のように、最近ヒューズがよく切れる、灯火類が以前より明るくなってきてよく球切れする
あるいはバッテリーの電解液の減りが異常に早い(非MFバッテリーの場合ね)
という場合には

とうぜん電圧が高すぎるということが考えられるので
まず電流、電圧を制御している、レギュレータの異常を疑ってみるとよいです
今回の私のようにヒュ-ズを針金で代用することは、いわずもがな×です
まず他のパーツがいかれるので、非常に高い出費になって
乗りつづけるのがいやになっちゃいます

逆にライトが暗くなってきた、ホーンがならない、セルが回らないという場合には
電圧が低いということが考えられるので

とりあえず、配線類のとりつけがしっかりしていることを確認するのが第一ですが

1.バッテリーの劣化(最近はMF<メンテナンスフリー>バッテリーの普及でだいぶ管理が楽に
なったようですが、基本的には数年で償却する消耗品です)
2.レギュレータの不良
3.ワイヤハーネスの断線(振動にさらされるバイクの配線類は消耗が早いです、交換するとヘッドライトが
前より倍くらい明るくなって、びっくりということがよくあります)
4.メインスイッチの接触不良(めったにないと思うけど、上記と同じ理由)
5.チャージングコイルの不良(私は経験したことないです、いまのバイクの充電系は相当頑丈のように
思うので、トラブルシューティングの際のプライオリティーは低いと思います)

といった順で点検されるとよいとおもいます
なにか折のご参考になれば幸いです

まあしかし、われながらバカだにー
わかっちゃいるけどやめられないって奴かニャー

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