スズキRG500γ(ガンマ)

まえがき

エンジンをオーバーホールし、500用スガヤチャンバーを取り付けました。
アンダーカウルは分かりにくいですがマジカルレーシングのカーボンです。

スズキRG500γ(85年型、国内モデル)です。

 

GPにあこがれて、レースごっこに明け暮れたあげく
あの興奮を街中で合法的に味わえるおばいくはないか?
と考えたところ、ずっと心に残っていたRGγのことを思いだし
1992年、6月に限定解除と同時にまよわず購入に踏み切りました。
以来、いまだに手元にあるいちばんのお気に入り。
ぼくがほんもののガンマを始めてサーキットで見たのは、
既にその活躍の絶頂を過ぎようかと言う頃でした。
83年の鈴鹿BIG2&4がそのレースでしたけど
あのレースは、ホンダが2ストロークのNS500を始めて国内レースに本格投入して
いきなりの1、3フィニッシュという、その後のGPの行方を暗示するようなレースでした。

水谷勝、伊藤巧選手の活躍

水谷勝 選手は、前年に市販 RGB500で無敵のチャンプを決めていて
故石川岩男選手の後を受けて、
初めてワークスガンマでフル参戦したシーズンだったと思いますが、
降りしきる雨の中、孤軍奮闘している印象がありました。

その後も何度も水谷勝選手や 伊藤巧 選手の健闘する姿を見ましたが
唯一堂々のトップ争いを見たのは86年の鈴鹿200キロでした。
NSR500に乗る、木下恵司選手との激しいバトルが印象深かったです。
毎レース、闘志あふれる激しい突っ込みでしたが
折から全日本ロードレースが盛り上がってた時期だったということもあり
ひときわ華々しかった印象がありました。

好レースを期待する観客とそれにこたえようとファイトするライダーの間に
良いフィードバックの関係が成り立ってて
サーキット全体の空気が華やかだったように思います。

この時つむいだ夢が現在の世界GPでの日本人ライダーの活躍として
形をなしているのかなぁ、という印象はありますですね。

ぼくもやはり、魅せられたひとりで
足掛け4年ほどサーキットを走っていましたが
じっさい自分でやってみると、資金繰りの算段や、パーツの調達、ケガのことなど
考えるべきことも多く、案外見ると聞くでは大違いという印象もありました。

そこから学ぶべきこともおおいにあったはずですが
バブルの崩壊とともに、つわもの共のなんとやらで終ってしまった感じで
なにか取りこぼしをしているような割り切れない感じもあります。
おそらく自分の夢の補償行為のようなものなのかな?
いまじぶんがやってるのは、という自己分析もやってみますが
どうなんでしょうね?

お笑いメンテナンス日記

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8月13日 ガンマの外装リペア ながらく車検切れであった スズキRG500ガンマを、復活させることにしました。 きわめて反エコロジー的、騒音おばいくですので。 復活させること自体、どーしようかな?というかんじもなきにしもあらずですが エイヤ...
01年8月13日~03年3月17日 ガンマのエンジン補修
8月13日 点検 ガンマの車検を取り直すにあたって、エンジンの傷みも補修しておくことにしました。 いまどき2ストロークのオートバイ自体、メーカーは生産を中止する傾向にあるので 参考にもならないでしょうが、半ば皆様の笑いネタ、半ば自分の日記帳...
05年11月9日~11月11日 S4γ20周年ミーティングのための整備
長らくほったらかしにしていて、近所では「動かなくなったミニバイク」呼ばわりされているガンマですが スズキ竜洋テストコースで11日20日にあるというミーティングに参加するべく 不具合なところを応急修理することにしました。 レギュレートレクチフ...
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1月5日 手持ちのストックパーツのリスト化 バッテリー上がりでエンジンを掛けないまま 1年ほどが経過した500ガンマですが とりあえず原状復帰してみて車検を取るかどうか 判断しようと思います。 手持ちのパーツをリスト化し不足分をチェックして...

RGガンマのBBS

2008年8月25日、新URLに移行いたしました。RGガンマの BBS2です。
旧BBSのログはこちら

市販車スズキRG400/500γ(ガンマ)

スズキRG400/500γ(ガンマ)
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RG400γ開発ストーリー
前列ブルーのブルゾンがプロジェクトリーダーの横内悦夫氏、タンデムシートに取材の柏秀樹氏 後列、左から前島旭氏(2輪企画グループ)星川明彦氏(デザイン)鈴木学氏(車体設計) ひとりおいて小田木成氏(商品企画)さらにひとりおいて右端が寺田晴夫氏...

かの横内さんはじめ
400/500γの開発スタッフの方々のインタビュー記事の採録です

スクエア4エンジンについて
水冷2ストロークスクエア4(四角形配置の四気筒という意味) 型式名 K301(400)/M301(500)がRG400/500γのエンジンです。 スクエア4エンジンの透視図。 右前から見たところ。 排気デバイスを駆動するワイヤーや、ロータリ...

空前絶後の2ストローク4気筒エンジンについてざっとおさらい

RG400/500γの カラーリングバリエーション
’84IMFA・ケルンショーに出展されたプロトタイプ サイレンサー後端が黒だったりと、カラーリングに量産型と若干の相違が見られます RG400γ(HK31-A) 85年型 ’85(RG400EW) チャンピオンブルー/スーパーホワイト(7G...

06年7月7日、400γの型式名で未記入のところを再アップいたしました。

RG400/500γのTT-F1レーサー
TT-F1とは TT-F1というのは ヨーロッパの耐久ロードレース用に開発された、”パフォーマンスカワサキ”や、”ホンダRCB”などの 主に市販車ベースのプロトタイプレーサーを追認的にレギュレーション化したもので、 制定当初は1000ccま...

プライベーターのRG500γのほうが、
開発費うん億円と称する750のワークスマシンより速かったりしたんだよねぇ。
うそみたいなほんとのはなし

私的な雑記

RG500ガンマの超私的インプレッション
ここでは、私自身の独断と偏見にもとづいた500ガンマの印象を披瀝してみたいと思います 真似して、トラブルに会ったりしても責任もてないので、よい子は読まないでね?←なんのこっちゃ このバイクを購入したのは、92年の6月。 メーター読みで約40...

独断と偏見に基づくインプレッション、有害かもしれないので
よい子は読まないでね

パワーチェック
98年3月1日 パワーチェック1回目 大阪は富田林の「ベビーフェイス」にパワーチェックに行ってきました。 なにしろパワーチェックなるものは初めてだったので 正直、エンジンがぶっ壊れやしないかとヒヤヒヤものだったですけど無事帰って参りました。...

γってほんとのところ何馬力よ?というかたに。
でもうちのはwebで公開されてるなかではお馬さんがいちばんすくないです。
なんちゃって自家チューンだからね。
うちのプラス10ばりょくくらいが目安かな?なんちゃって

レーサースズキRG500

スズキRG500
テキストより動画のほうが見やすいと思い スズキ100周年企画「スズキ2輪レースヒストリー」のリンクを張りました。 古山さん、吉田さん等、開発者のトークと当時の記録映像で RG500のヒストリーが紹介されています。 ブルーのテキストをクリック...

γの直接の開発ベースとなったRG500系の各モデルを年代別に紹介しています

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