19年1月5日~ 不動状態のガンマの復帰

ススキRG500γ(ガンマ)

1月5日 手持ちのストックパーツのリスト化

バッテリー上がりでエンジンを掛けないまま
1年ほどが経過した500ガンマですが
とりあえず原状復帰してみて車検を取るかどうか
判断しようと思います。


手持ちのパーツをリスト化し不足分をチェックしているところ

復帰させるために必要な作業としては
1.バッテリーの交換(購入済み)
2.安全のため燃料系のゴムホース全交換(購入済み)
3.エアクリーナーをブタ鼻外しのみの仕様に戻し
メインジェットを125番に戻す。
ついでにジェット類の詰まりをチェック。
4.ギアオイル、エンジンオイル、ブレーキパッドを交換。
5.シフトシャフトプレートを装着してシフトフィールの改善。

エンジンは2007年にクランクケースにクラックが入って
中古エンジンと入れ替えた2代目で、数千キロほどしか走っていません。
したがって機関に手を入れる必要はまず無いと思われるのですが
どこに痛みが来ているのか探りながらの作業になりそうです。

とりあえず自分をさらし者にしてハッパを掛けようかというところです。

12月1日 バッテリー交換と燃料回りの応急処置

だいぶ間が開いてガンマも2年ほど放置状態になりましたが
とりあえずエンジンが掛かるか試してみることにしました。
バッテリーを台湾ユアサのTTZ7S(6Ah)に交換しました。

標準バッテリーはYTX5L-BS(4Ah)ですが
車検が取れたらドライブレコーダーを取り付ける予定なので
ドラレコとETCを安心して運用できるよう
若干アンペアをアップしてみました。

続いてフューエルコック取り付けのパッキン部分から
ガソリン漏れしていたので、取り外して点検します。

ガソリンがゆっくり抜けていて2年ほどで抜けきったようです。
ボルト穴のネジ目はまだしっかりしていて
タンク本体の穴あきなどもなさそうでした。

ガスケット3つ(タンクに当たる部分1つとボルトに当たる部分2つ)
を交換しました。
追ってキャブレタークリーナーでガソリンの染みを掃除したいと思います。

キャブのメインジェットを#145から#125に交換して

写真の通り、ガソリンがタール状に溜まっていたのでヤマハのキャブクリーナーでエアブリード、ジェット類の穴を通していきます。

とりあえずアイドルはするようになったのでたまにエンジンを掛けるようにしました。動画は施工途中で片肺状態のエンジン音です。

21年11月26日 キャブクリーンを野郎ワークスさんに丸投げ

更に2年近く放置でどんどん調子が悪くなってきたので根本的に修理しなければと、神奈川の野郎ワークスさんにクリーニングをお願いすることにしました。悪あがきをして修理不能になるよりプロに丸投げしたほうが良いと考えました。

ヤロワさんのブログを拝見するとなんとかなりそうな様子なのでご返送次第組み付ける予定です。

12月9日に完成して送られてきました。MJ、PJ、フロートバルブ等、内部の諸々はキースターの燃調キットの組み込みになりました。ここからは自分での作業になります。

ヤロワさん特製のバイスターター・バルブを固定する部品。純正はプラスチック製なので、数年で劣化し上下で生き別れになってしまう部品。これはアルミの削り出しなので半永久的に使えるはず。

500ガンマはよく考えて作られているバイクなのですが、一代限りのモデルなのでこういった初期型ならではの不具合が散見されます。RGV500Γなどに発展しなかったのは残念なところ。

キャブの取り付け中

スロットルバルブに新品のニードルを仕込み、ヤロワ製バイスターターホルダも組み込みました。キャブに取り付くゴムホースは全交換です。取り付け終了しエンジン始動しました。

2,4番が不調。プラグを交換したところ2番は復調しましたが4番がまだ不調。エアスクリュを調整しましたが本調子ではないので、4番キャブを開けてみることにします。

それにしてもキースターのフロートバルブが優秀なのか、ヤロワさんのスクエア4エキスパートならではのコツなのか、ノーマル状態では付き物のオーバーフローチューブからのガソリン垂れが全く見られないのはうれしい驚きでした。

ギヤオイル、エンジンオイル、ブレーキパッドの交換

ギヤオイル、エンジンオイルをカストロール POWER1 RACINGにします。

AMSOIL Severe Gearをストックしていたのですが7年物になるので、さすがに酸化しただろうということで改めて購入しました。

キタコsbsのシンタードブレーキパッド、フロントブレーキ用を購入しました。

交換することにします。

ついでにキャリパーのシール類も購入しましたが、計20個ほどで20,000円超の値段にびっくりしました。

これは万一のブレーキフルード漏れの時の為にストックしておくことにします。

ヤロワ製シフトシャフトプレート2種類

ヤロワさんにワンオフしていただいた
スプロケインナーカバーと入れ替えるプレートがあるのですが

これを使用するにはスプロケ、チェーンを分解する必要があるので
取り付け難易度の低いスプロケアウターカバーと入れ替える
簡易版を改めて手配しました。

2019年2月5日にヤロワさんに新たにお願いした。
簡易版シフトシャフトプレートが届きました。

ブラックアルマイト仕上げです。
これとギアオイル交換でミッションの入りも良くなるかな。

つづく

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