ホンダRA273

プラモデル

ホンダRA273
TAMIYA 1/12

3リッター規定に対応した最初のホンダF1です。
ホンダ・パワーでグッドイヤー・タイヤのトレッドをふっ飛ばしたという
いわくつきの90°V12エンジンを搭載。エンジン設計は入交昭一郎。

ホンダF1の車体色は、ちょっと黄色身を帯びたアイボリーホワイトです。
シャシーは、エンジンの脇までモノコックが伸びている60年代主流の構造です。
常に最強力と言われ続けたホンダV12ですが、頑丈な構造のおかげで最重量マシンでもあり、
ハンドリングや燃費の問題はホンダF1の弱点とされていました。
監督の中村良夫さんは英国で”ホンダ・レーシング”(HRCとは別)というレース専業の別会社を設立し、
”RA273”エンジンを”RA273+ローラ”シャーシに搭載した、
軽量型”RA300”の現地での独自開発に踏み切った経緯があるそうです。

集合マフラーの出口に、フォトレタッチソフトでシャドウを入れて
ちょっとほんものっぽくしてみました。

”ホンダRA273E”エンジン

クランクシャフトは、オートバイ流のベアリング支持。
DOHCの二本のカムシャフトの間から吸気し、
Vバンクの中央から排気するいまではめずらしいレイアウト。
後期エンジンでは、マグネシウム製のクランクケースを投入したりして軽量化を図り
67年イタリアGPでの優勝(RA300/ジョン・サーティーズ)を導いたということです。

このころのプラモデルはモーターライズで動くのがあたりまえだったので、
このホンダF1もご多分に漏れず、モーターを収めるために
クランクケースが実物より大きく設計されているみたいです。
でも30年前のレベルでは破格のリアル・スケールモデルだったみたいです。

ドライバーは66年はリッチー・ギンサー(USA)
67年からは、超有名人のジョン・サーティーズ(イギリス)

ジョン・サーティーズ

ほんもの。
67年の南アフリカグランプリ
後方の#1は前年度チャンピオン、ジャック・ブラバム(オーストラリア)のブラバム・レプコ

模型はこのレースのゼッケンになっていますが、
ディメンションそのものは66年のイタリアGP/リッチーギンサー車に 取材したようです。
67年型はハンドリング改善のためにそうとうワイドトレッドになっているので
容易に見分けがつきます。

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