Shift2 Unleashed
3D | 3DVision Rating 非推奨(6段階の上から6段目) Tridef対応 |
VR | 無し |
Steam、Originで販売中。Amazonでも安く買えます。
イギリスのSMS/Slightly Mad Studios開発、Electonic Arts発売のゲーム。
グラフィックは良いですがハンドリングがどうもおかしい。
挙動を良くするModもありますが、導入してもいまひとつ。
結局、キャリアモードの途中で飽きてやめてしまいました。
立体視は非推奨となっているとおりあまりよくありません。
Test Drive Ferrari Racing Legends
3D | 3DVision Rating 良(6段階の上から3段目) |
VR | 無し |
Amazon、Steamで販売中
Shift2のSMSがAtariブランドで発売するゲーム。
登場する全車がフェラーリというゲーム。
Shift2よりはクルマらしい動きです。
クルマのモデリングは見事なものですが
立ち木のグラフィックがrFactor並にプアーで
3D立体視的には走っている間は美しい背景だけれど止まってみるとアラが目立つかも。
Project CARS
3D | 3D Vision Rating 非推奨(6段階の上から6段目) |
VR | HTC Vive Oculus Rift |
無料体験版”Pagani Edition”はこちらから
パガーニ・ウアイラ、ウアイラBC、ゾンダチンクエ、ゾンダR、ゾンダレボリューション
ニュルブルクリンク24耐コース、モンツァ、コートダジュールが遊べます。
VRもサポートしているので、おそらく無料のVRレースゲームとしては
いちばん本格的なものかと思います。
Shift2を作ったSMSの作。
パッケージ版の発売はバンダイナムコの欧州法人から。
一般ユーザーに出資を募るクラウドファンディングで
約3年ほどの期間、ベータテストで開発され
2015年5月7日にリリースされました。
ハンドリングはShift2に比べて大分よくなった気がします。
クルマと認識できる動きはするようになりました。
FFBはベータで紆余曲折ありましたがGTR2に近いわかりやすいものになった気がします。
デフォルトではステアリングを中立に戻そうとする動きが強すぎて
ほかのファクターを覆い隠しているような気がするので
設定でRelative Adjust Clampを0.02まで弱めています。
AIカーとのレースは、AI同士で激突したりあまり賢くない印象です。
Shift2のAIも理解不能な動きをすることが多かったですが
まだこの部分はコードマスターズなどには追いついていないようです。
久しぶりにQuick Raceをしてみたら、AI同士で激突して
パーツを撒き散らしてレースにならない、ということはなくなったようです。
Assetto CorsaもそうですがAIは確実にキャッチアップしているようです。
グラフィックはおそらく現行のレースシムのなかではいちばん良いです。
作りこまれたオブジェクトと精細なテクスチャで色鮮やかな空間が表現されています。
路面のスキッドマークがオーバー目の諧調だったりと派手めの絵作りで
ややしつこいと感じる向きもあるかもしれません。
雨天、夜間走行があり、Shift2同様コースサイドの観客の動きや
ボラード、クラッシュバリア等の破壊表現がされ
モーションブラーがスピード感を高めています。
美麗さが受けてか、コンシューマーと合わせて200万本のセールスを記録したそうです。
その代償にGTX670程度のスペックでは50fps程度のフレームレートしかでません。
実際の車載カメラとの比較映像
3D Visionのレーティングは非推奨になりました。
Shift2と同様のクセがあるようでコックピットの立体感はありえないものになります。
またシャドウがオブジェクトから浮いた状態で描画され見づらいものです。
Project Cars (Patch 6) 3D Vision Fix
というModで画面は暗いですが3D Visionに対応できるようです。
2016年5月6日にこれまでの全てのDLCを収録したGOTYエディションが発売されました。
いちおう鈴鹿サーキットらしきものも”Sakitto”という名前で収録されていますが
鈴鹿から使用権を得られなかったのか、ビルドが進むにつれて
鈴鹿サーキットとは似ても似つかないものになりました。
公式にはModをサポートしていませんがMACHINE dojo Modding Teamの
2015 Audi R8 LMSなど高品質Modも出始めているようです。
Project CARS 2
3D | 3D Vision Rating 良(6段階の上から3段目) |
VR | HTC Vive Oculus Rift Windows Mixed Reality |
(日本語インターフェイス、字幕)
Steamのページで2017年11月24日に無料体験版が公開されました。
フェラーリ488GT3、ランボルギーニ・ウラカンLP610-4
フォーミュラルノー3.5、レッドブルリンクが遊べます。
無料体験版はこちらの「デモをダウンロード」から
2017年9月22日発売。
WMDのサイトでクラウドファンディングの募集が始まりました。
現在は募集を中止しているようです。
ゲームのアルファ版配布もトレント経由ではじまりました。
Steamに移行するのは数ヶ月後ということのようです。
2015年9月11日にSteamでの配布になりました。
いちおう出資しておきましたが、今回は出資の最低額が高すぎる。
ゲームに1万円以上払うのはちょっと、という人も多い気がします。
めぼしい所ではポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニが勢ぞろい
富士スピードウェイ、スポーツランドSUGO、ホンダ、日産などの日本コンテンツも収録されています。
また新ジャンルのラリークロスやアメリカン・オーバルトラック等に注力しているようです。
2017年7月の段階では車のモデルが完成し
UIもProject CARSを発展させたものがほぼ完成というところ。
SMP的な3画面の調整項目が加わりました。
画面の実サイズをモニタごとに設定するので
違うサイズのモニタを組み合わせられる柔軟性はありますが
設定画面がAssetto CorsaやrFactor 2に比べると複雑な印象です。
グラフィックはベンチマークを取ってみた限りでは前作と負荷は変わりません。
レースゲームのなかでは突出しているけどForzaにはややかなわない程度
という主観ですがまあ個人の感想です。
挙動の作り込みもほぼ固まったようです。
Assetto CorsaやrFactor 2程の細かいFFBではないですが
前作の不自然さはほぼ解消しているかと思います。
ラリークロスはDiRT Rallyからもさほど遜色なく
これだけを切り取っても満足な出来という感じがします。
iRacingやグランツーリスモ・スポーツなども参入しているダートのシミュレーションですが
これから必須のコンテンツになるんでしょうか。
Live Track 3.0という天候変化に伴う路面状況の移り変わりがなにげに凄い。
路面のウエットパッチでのハンドルの取られ方がForzaより自然だし
見た目のライブ感も感動するレベルです。
盛りだくさんの内容ですがぎりぎりでほぼ消化してきた感じ。
これは前作同様売れる気がする。
3D Visionの描画は一進一退という感じでまだ安定しません。
3Dゲームファンとしては3D Visionレーティングされることを期待したいけど
1同様にModで対応できるかもしれないのであまり心配はしていません。
2017年9月21日リリースのGeForce Driver 385.69で
3D Vision対応(レーティング良)になりました。
フォーラムの要望を実現してくれたようです。
Project CARS 3
3D | 無し |
VR | HTC Vive Oculus Rift Valve Index |
2020年8月28日発売
2019年11月にコードマスターズに吸収合併されてから最初のタイトルになります。
3日遅れぐらいでインストールしてみましたが
イアン・ベルさんの予告どおりNeed for Speed Shift路線に回帰した
キャリアモードで車をゲットしていく楽しさを重視したゲームになっているようです。
3画面対応はProject CARS 2から引き継いでいて
実用的な3画面でプレイできます。
ハンドリングはProject CARS 2のMadness Engineを
順当に引き継いでいて昔のShiftの頃のような違和感はありません。
ただ、タイアウェアやガソリン消費の影響が反映されない
設定になっているようで、リアルの再現という意味では一歩後退ですが
自分のような一日30分程度しか遊ばないといったプレイヤーにとっては
そこまで気になるレベルとは思えません。
グラもハンドリングもずっとリアルになったShift
という捉え方でよいかな?と思います。
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